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餃子とにんにく。

ぎょうざマンです!

 

餃子は日本の食卓でも広く知られている国民的な中華料理のひとつですが、

日本で親しまれている餃子と、本場中国の餃子は少し違います。

そのひとつとして「にんにく」の存在があります。

 

 

 

 

 

 

私達日本人にとって餃子ににんにくは当たり前のような組み合わせですよね?

しかし本場中国では餃子ににんにくを使用する事はほとんどありません。

ではなぜ日本の餃子にはにんにくが定着したのでしょうか?

日本で初めて餃子が食べられたのは江戸時代と言われています。

明治時代までにも中華料理店で餃子を出す店もあったそうなんですが

まだまだ一般的な料理として認識されておらず

日本の一般の人が食べるようになったのは太平洋戦争の後、

満州で餃子の作り方を習得した日本人が作り始めた事がきっかけになったそうです。

 

 

 

 

 

 

当時は物資不足の為、現在主流である豚肉に代わって羊肉を使用していた当時の餃子は

羊肉の特有の強い臭みを消すためににんにくが用いられ、

その後豚肉がメインで使用されるようになった後も

風味の良いにんにくと餃子の相性が良く、好まれた為、

日本では餃子とにんにくは一般的な組み合わせとして定着したそうです。

 

にんにくには糖質の分解を促したり、疲労回復、体力増強、大腸菌等に対する殺菌力。

また、豚肉とにんにくを一緒に食べる事で

豚肉に豊富に含まれるビタミンB1を吸収しやすくなったりと

健康食品としてもにんにくはとても優れた食材と言えます。

そしてなにより美味しいですよね!(^^)!

 

豚肉の旨味ににんにくの食欲をそそる香り。

国産野菜の自然な甘みが溢れるような肉汁となってお口いっぱいに広がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天のびろくの餃子はそんなこだわりの具材を手打ちのモチモチ皮で全て手作業で

ひとつひとつ丁寧に手作りしている自慢の餃子です!

 

夕飯のおかずには勿論、ビールのお供に!またギフトにもいかかでしょうか?

お客様のご来店、ご注文を心よりお待ちしております。

 

 

 


手打ち餃子 天のびろく

もう月末・・・

3月もあっという間に終わりを迎えそうです。

 

相変わらずひたすら餃子を作っているのでなかなか話題も無いぎょうざマンですが、

今日は作業風景でも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

餃子を作るだけ

といっても全てが手作業な為、それなりにやる事はあります。

人間の手と機械の一番の違いは「触覚」がある事ですかね。

皮の生地ひとつとっても、同じ量の粉と水でも湿度や気温で微妙に違うんです。

それはやはり人間の手で直接触らなければわからないんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレンジのスープ餃子です(*^_^*)

 

あっさり食べれておいしいですよ!

今度レシピとあわせてブログでご紹介したいと思います。

 

 

 

 

手打ち餃子 天のびろく

餃子にはなぜひだが??

ぎょうざマンです!

 

今日はまた餃子のお話しをひとつ・・・

日本でもラーメンと並び国民食と言ってもいい位広く知られている餃子。

誰もが「餃子」と言われると容易に形が想像出来ると思います。

丸い皮に餡を包み、ひだを作って閉じていく。

勿論職人さんによって形は様々ですが、そもそもひだはなぜ作るのでしょう?

ひだが無くたっていいんじゃないの?

餃子にひだがあるのにはちゃんと理由があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目の良さ。

それも勿論ひだをつくる理由のひとつですが、餃子は火が入ると膨張します。

中の具(餡)と外側の皮では膨張の比率が異なり、皮に比べて餡の方が膨張する為

ひだを作る事で皮に伸縮性をもたせるという重要な役目を持っています。

ひだが無いと餡の膨張を抑える事ができずにつなぎ目が開いてせっかくの肉汁が

外に逃げてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が中華料理人として修業していた頃、よく先輩に言われたのが

「餃子のひだは最低14個作ってこそ一人前」

ひだが細かい方が見た目も良く、いかにも職人!って感じがするような気もします。

でも、私が作る餃子のひだの数はだいたい10~11個。

ひだの部分は皮と皮が重なっている為、当然厚くなる訳です。

そうすると、調理した時にひだの部分がどうしても固くなり口に残ってしまいます。

この餃子を作り始めた初期段階ではやはりひだを多く作っていたんですが、

食べた時に一番最後まで口に残っていたのはまさにこの「ひだ」の部分だったんです。

 

食感の事を考えた時にひだは少ない方がいいんですが、極端に少ないと皮が開いてしまううえ

見た目も悪くなります。

そこで「天のびろく」の餃子はややひだが荒目の餃子に作っています。

小さな事かも知れませんが、少しでもおいしく食べれるように工夫はとても大事な事です。

 

と、たまには真面目に餃子を語る、ぎょうざマンのひとりごとでした・・・(^_^;)

 

 

手打ち餃子 天のびろく

私達が作ってます!(^_-)

春らしい暖かさが続くここ数日ですが・・・

道路がぐちゃぐちゃで自宅前で埋まりそうに・・(-ω-;)

 

ハンドルがとられて思わぬ方向に・・・なんて事もあるので

皆さんも運転には気を付けて下さいね!

 

天のびろくはおかげさまでご好評を頂いております。

 

 

 

のぼりが目印!

 

 

 

 

 

地方発送承ります!

 

※注意

 手前に見えるのはサンプルです

 当店は冷凍販売のみです

 調理販売はしておりません(('ェ'o)

 

 

製造所では・・・

 

 

 

私を含む3名で製造を行ってます!

 

 

 

 

スパルタ教育の甲斐あって・・・(笑)

 

 

 

 

二人ともすっかり職人に育ちました!(^^)!

 

 

 

 

私は写真係・・・

 

 

 

 

なんて事は無いですよ勿論っ!!(^_^;)

丁寧にやさしくスタッフに教えながら・・・(自分の中では)

 

信頼もされてるし・・・(自分の中では)

 

たまにはコーヒーの1本だっておごって労います!(本当にたまに)年に1回位・・・?いや2回かな??

 

毎日の仕事の中でも、少しでも良い物を提供できるように。

少しずつでも進化できるように。

単調な作業ではありますが、試行錯誤は常にするべき!

 

スタッフ一同、そんな思いで毎日餃子を作っています(*^_^*)

これからも天のびろくをよろしくお願いします。

 

 

手打ち餃子 天のびろく

おいしい餃子の焼き方講座!

ぎょうざマンです!

 

当店の餃子は、パッケージの裏面に「焼き方」が書いてあります。

また、当HPにも「おいしい焼き方」をご紹介しております!(^^)!

ですが、見る人にわかりやすく、なるべく簡潔に表記するようにまとめたので、

本当は書きたかった事を今日はブログで書いちゃおうと思います。

 

 

それでは・・・

 

 

~ぎょうざマンが教える。おいしい餃子の焼き方講座!~

 

※ 「天のびろく」の餃子を焼く時の場合の最適な焼き方です

 

準備編

 

今回はテフロン加工のフライパンでの焼き方です。

鉄なべを使う場合は煙がでるまで空焼きした後、多めの油をいれて油慣らし

をする必要があります。

しかし、何回も使って油がなじんだ鍋ならいいですけど、餃子の場合は水を入れて

蒸し焼きにするので鉄なべはくっつきやすく高度な技術が必要となるため

テフロン加工やマーブルコートなどのフライパンをお薦めします。

 

それでは焼いて行きましょう!(^^)

 

1. 餃子は冷凍状態から直接焼きます。

解凍してしまうと皮がベチャっとしてしまうので注意!

軽く熱したフライパンに薄めに油をひきます。

そこに餃子を並べるんですが、餃子と餃子の間隔をすこし空けます。

餃子は調理後には膨らむのでくっついてしまうのを防ぐのと、

くっついた部分に火が入りにくいからです。

 

 

 

 

 

 

 

2. フライパンに並べ終えたらそのまま火にかけます。

30秒から1分程度、餃子にうっすら焼き色がつく位まで強火で焼きます。

フライパンから「ジュージュー」音がしていると良い状態ですね。

この後、水を注ぐんですが入れた水がフライパンの熱で

すぐ沸騰状態になるのが理想です(^_-)

 

 

 

 

 

 

 

さて、この水を入れる時の注意点なんですが、水を餃子全体に上からかけます。

(餃子の皮全体を水でぬらすように)

餃子に水をかけないで蒸し焼きにすると、皮が少し乾いた感じ(ちょっと固め)に蒸しあがるので

食感が悪くなります。

水の量は約200cc程度注ぐんですが、正確に言うと餃子の数によって微調整するといいですよ(^_-)

要するに4分~5分蒸し焼きにしてちょうど水が無くなる位が理想の量です。

 

 

3. 水を入れたらすぐフタをして強火のまま蒸し焼きにします。

そして鍋の中の水分が無くなるまで(4分~5分)待ちます。

ちなみに水が少なくて早く無くなった場合はまだ餃子が生の可能性もあるので少し水を足して、

トータルで4分~5分は蒸し焼きにするようにします。

逆に水が多すぎて時間が過ぎても水が無くならない場合はフライパンをかたむけて水を切るか、

キッチンペーパーなどで余分な水分を吸ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4. いよいよ仕上げです!

水分が無くなったフライパンに油を入れなおします。

焼き目をキレイに焼くためには思い切って多めに油をいれましょう。

イメージ的には餃子の底面だけ揚げる感じです。

そうする事で餃子の焼き目がサクサク、パリパリに焼けます(^_-)

火加減は油を入れてジューっと音がしてから中火に落とし、

1分位かけてじっくり焼き目をつけていきます。

 

 

 

 

 

 

 

ワンポイントアドバイスとして、油を入れて焼き目がつき始めた時に

オムレツをひっくり返す時みたいに、フライパンの柄をトンッと軽く叩きます。

そうすると鍋にくっついていた餃子がはなれフライパンの上をすべるようになるので、

かるくゆすって回しながら均等に焼き色をつけていきます。

 

 

 

完成!!

 

 

 

底はサクサク、パリパリ!

皮はもっちり!

中はジューシー!

私が幾度となく餃子を焼いて一番おすすめの焼き方です(^.^)

ちなみにIHクッキングヒーターをお使いの方もたくさんいると思いますが、

私もIHクッキングヒーターで焼いた時は難しかったです(-_-)

基本は今日ご紹介した方法なんですが、水を入れる前にフライパンが充分に加熱

するまで時間をかけたり微調整が必要だと思います。

機会があればIH版の焼き方も解説したいと思います!

 

それともうひとつ。

HPのトップでも使っている餃子をグルっと皿に並べた焼き方。

 

 

 

← こういうの

 

 

 

餃子の数が多い時はこのように放射状に並べると沢山焼けます。

そしてなんか見た目も料理店っぽいですよね(^.^)

これはフライパンよりも一回りだけ小さい皿があるとベストです。

焼き終わった後にフライパンの中に皿をスッポリ落とし、皿を軽く手で押さえたまま

フライパンを一気にひっくり返して盛り付けます。(火傷に注意)

躊躇すると失敗するのでやる時は思い切ってひっくり返すとうまくいきますよ!

フライパンより皿が大きい場合は皿と餃子に間が空いちゃうので

ひっくり返した時にほぼ確実に片側に寄って、残念な感じになるのでおすすめはしません(笑)

 

思いついた事をなるべく細かく書きました!

ちょっとわかりづらい表現もあるとは思いますが

少しでも美味しく「天のびろく」の餃子を召し上がって頂きたいを思ってますので

参考になればと思います(っ´∀`c)

 

 

おしまい

 

 

手打ち餃子 天のびろく